湘南 茅ヶ崎鶴嶺通りにある動物病院のつるみね通り動物病院。

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サービスについて

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治療・症例に関すること

診療報告 【感染性疾患】

フィラリア症(ワンちゃん)
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フィラリア(犬糸状虫)は、蚊の吸血を媒介として犬の心臓や肺の血管内に寄生するそうめんのような細い虫のことです。
成虫には雌雄があって12~18cmほど大きくなります。成虫の寿命は5年前後で、卵を産むのではなくミクロフィラリアという幼虫を出産します。無症状のうちに病気が進行し、犬の寿命を縮めます。
咳が出る、疲れやすい、栄養状態や毛づやが悪いなどの症状が出たときにはかなり進行していて、やがて腹水がたまり死に至ります。
高温多湿の日本では、非常に多くの犬が感染し、特に温暖な地域での感染率は高率です。

猫の風邪(FVR)(ネコちゃん)
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猫ちゃんの身近にあるウィルス性疾患で、ヒトの風邪のような症状を認めます。
野外飼育の猫ちゃんの80%はこのウィルスに感染しているといわれています。重症例では死に至ることもあります。
現在では有効なワクチンも開発されています。また、感染猫についてもワクチン接種によりその発生や症状を軽減することが出来ます。


ヘルペスウィルス感染症
くしゃみ、鼻炎、咳などの呼吸器症状のほか、結膜炎や高熱を引き起こします。

カリシウィルス感染症
可視粘膜に炎症を起こします。特に口腔内に潰瘍を生じます。

猫白血球減少症
猫のパルボウィルス感染症です。白血球減少から腸炎を起こします。

毛包虫症(ワンちゃん)

皮膚の毛包内に寄生するダニの一種で、感染すると皮膚に強い炎症をもたらします。
主に若齢の仔や免疫機能が低下しているワンちゃんでその発生が多く認められます。
好発部位は眼、口周囲、四肢端に多く見られます。

猫伝染性腹膜炎(ネコちゃん)

猫伝染性腹膜炎ウィルス感染症(FIP)は、猫に致死的な疾患を引き起こす伝染病です。
このウィルスの保有率はかなり多いとされていますが、その発症率は低く、飼い主さんの間でもあまりよく知られていません。
症状は胸水や腹水を生じ腹膜炎を起こすタイプと、中枢神経系に炎症をきたし神経症状を起こすタイプがあります。
いずれも特効的な治療法がなく致死的な運命をたどります。
また無症状の妊娠猫の胎児に奇形、流産を起こすことも知られています。

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