ミニチュアダックスの椎間板ヘルニア


 

背中に触ったり、抱こうとすると痛がる。
歩く時、足がふらついたり、ソファや階段などへの昇り降りを嫌がる。
両後肢が前方につっぱったまま。
前肢のみで歩行。

→以上の症状が見られたら、椎間板ヘルニアの疑いがあります。
椎間板ヘルニアの早期診断、治療は症状の改善に最も重要です。
 

高度な診断(CT検査など)が必要な場合は 、高度医療期間へ検査にお連れした後、当院で手術を行います。病気の早期発見、治療、術後のリハビリに至るまで、患者さんの医療費や通院の負担 などに配慮し、地域のかかりつけ医としてサポートいたします。

【椎間板ヘルニアとは】
背骨は、椎骨が連なって形成されています。この椎骨と椎骨の間には、「椎間板」と呼ばれる薄い軟骨が存在し、クッションのような働きをしています。この椎間板が硬く変性 し、皮膜を破って脊髄を圧迫します。これによって前足や後足がマヒになったり、排尿困難になったりします。これが椎間板ヘルニアです。ダックスフンドなどの胴長短足の犬種は、特にかかりやすい病気のひとつなので注意が必要です。足先の感覚が消失しているような場合は外科手術を検討します。

【症状に応じたグレード分類】
グレード1:初めての疼痛。歩行は正常。
グレード2:再発する疼痛。姿勢反応の低下。軽度の跛行。
グレード3:姿勢反応消失。歩行は可能。重度の跛行。
グレード4:歩行不可能。完全麻痺。深部痛覚あり。
グレード5:歩行不可能。完全麻痺。深部痛覚なし。脊髄損傷の疑いあり。
※腰砕けの症状は脊髄神経の麻痺が始まっている状態です。グレード3以上が疑われ、早急な検査、治療が必要とされます。

【外科的治療の一例】

診察→検査(血液検査、デジタルレントゲン検査、CT検査)→外科手術→リハビリ(入院、在宅)

 【手術後のリハビリテーション】

 手術後のリハビリテーションは、1ヶ月から6ヶ月間を目標に行います。回復度はその仔によって異なりますので、リハビリ内容もその都度異なります。まずは起立を目指し、歩行訓練は起立が十分できるようになってから開始します。回復のためには、決して焦らずその仔のステージに合ったプログラムを行うことが大切です。当院では手術翌日からご家族の皆様とご一緒にリハビリのお付添いをしていただいております。退院後も安心してリハビリが出来るよう努めています。



 

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