不妊手術について

こでは獣医学的見地から不妊手術の必要性について触れます。将来赤ちゃんが欲しいというお考えの 方は不妊手術の必要はありませんが、繁殖の希望がない場合は、不妊手術を考える機会を持っていただきたいと思います。
近年、犬の乳腺腫瘍の発生率は全腫瘍の52%と最も多発する腫瘍 です。この乳腺腫瘍の発生は、初めての発情出血までに避妊手術を受けることで0.5%以下 と大幅に低下させることが出来ます。 また子宮蓄膿症、前立腺がん といった致命的な病気の予防にも不妊手術が最善とされています。
手術の時期は、個体差もありますが
おおよそ生後 6ヶ月前後が最適です。

予 約

不妊手術については予約制となります。手術前には手術の内容とおおよその費用についてご説明いたします(電話でのご説明はいたしかねますのでご了承願います)。

手術前検査

安全に手術が行えるよう血液検査やレントゲン検査といった術前検査を行います。朝 のお食事を抜いて、午前9時にご来院ください。

【麻 酔】

 

点滴や注射をする血管を確保するため静脈内留置針を 装着します。点滴下で全身麻酔をかけます。また抗生剤、止血剤、鎮痛剤などを用いてペインコントロール (鎮痛管理)を行います。

1.手術中に麻酔 が安全に行えるよう、血圧計や心電図、血中酸素濃度、呼吸モニターなど生体モニターをセットします。

2.手術中の感染を最小限にするため、手術部位の毛刈りや洗浄、消毒 を丹念に行います。

3.麻酔法は複数ありますが、ほとんどの手術 で気管チューブを挿管した吸入麻酔を用います。

【手 術】

1.手術は、執刀医、手術助手、麻酔係などチームで行います。

2.絹糸縫合性皮膚炎の予防のため 、高品質な吸収糸を使用しています。

絹糸縫合反応性皮膚炎って?手術中の止血に用いる糸が、将来体内 に残存し術後の生体反応として副作用(皮膚膿瘍など)を起こすケースで、ミニチュアダックスが好発犬種です。

【退 院】

安心して退院できるまで一定の入院が必要となります。女の子は1日 の入院、男の子は当日午後6時には退院できるよう 配慮しています。退院の際は、自宅での管理方法について説明し、痛み止めのお薬を処方しています。

トップ

メニュー