From 1964 in SHONAN  CHIGASAKI

つるみね通り動物病院

犬の悪性リンパ腫 Maligunant  Lymphoma

 悪性リンパ腫は 犬猫において最も高頻度に見られる腫瘍の一つです。リンパ節に由来する腫瘍で、 体表リンパ節や消化器、皮膚に発生するタイプ、肝臓、腎臓といった臓器のリンパ節などにも発生するタイプがあります。 診断は病理組織学的診断のほか遺伝子診断を用いて確定します。原因については明らかにされていませんが、6歳齢から発現が認められ 、最近ではM・ダックスフンドの若齢での発生も認められています。悪性リンパ腫の治療法については化学療法が効果的であることから抗がん剤が推奨されています。抗がん剤に対する悪い印象をお持ちになられる方がいますが、この腫瘍は他の悪性腫瘍に比べ抗がん剤に対する感受性が極めて高く、低用量でも効果が見られるためほとんど副作用の発現なしに化学療法を行う事が出来ます。また治療を行わない場合ほとんどの犬が4〜6週間以内に亡くなってしまいます。この腫瘍については現在まで多くの研究蓄積があり、ペットの延命に貢献しています。

下顎リンパ節の腫大を認める

病理組織検査から悪性リンパ腫

戻 る